下肢静脈瘤は
多くの方が
悩まれていますね💦

当院では
状態のひどい方は
少ないですが、
気にされている方は
多い印象です。

今回は施術をしてきた中で
感じたことを
記していこうと思います。

(今回、「下肢静脈瘤」は
病院的名称ですが、
コンセンサスが取りやすいので、
便宜的にこちらの記事でも
使わせていただきます)

まず第一に足全体のバランスが悪い

施術して思うことは
下肢静脈瘤の方はみなさん
足のバランスが悪い、
ということです。

股関節から膝、
そして踵・足指までの
縦のラインが
スムーズに一本の線に
なっているのが理想なのですが

実際にはラインから
ずれてしまっている
ことが多いです。

縦のラインで
しっかり繋がっていないと

つまるところ、
膝上の骨(大腿骨って言ったりします)が
膝下の骨(すねですね)の
ベクトルの延長線上にないと

各骨の体重の分担が
不平等になってしまい、
極端に負担が大きい
筋肉が生まれてしまいます。

そういった筋肉には
コリが多くできてしまいます。

これがゆくゆくは
下肢静脈瘤に繋がって
いくんです。

膝やすねが硬い

その中でも一般的に負担が
大きくなりやすい筋肉は
ふくらはぎ周辺の筋肉ですね。
(ヒラメ筋や腓腹筋など)

ふくらはぎ周辺は下肢静脈瘤も
起こりやすいですよね。

体がバランスを崩してしまう
原因の一つと言えます。

ふくらはぎが凝っている
ために脛や脛が引っ張られて
固くなっています。

下肢静脈瘤の方は
脛が本当にかたくなって
いますので、
そこから気付くことが
できます。

下肢静脈瘤のセルフケア方法

下肢静脈瘤はおそらく
血管だけに注目していても
何の解決にもなりません。

血管の問題として表出するのは
本当に最後の最後の段階なので
もっとその手前の、
根本的な部分を
見直した方がいいです。

下半身全体がバランスを
崩すことによって
起こる不調ですので、

なによりも下半身全体が
調和のとれた状態にしておく
ことが大事です。
(もっと言うと
体全体が調和のとれた
状態にしておくのが
理想ですが…)

ですのでまずは
下半身からお腹にかけての
筋肉をほぐしていきましょう。

ほぐすのですが、
よく知られている
他動的に筋肉を
伸ばすようなストレッチは
やめた方がいいです。

お腹周りの体を支える
筋肉につきましては
プランクなどの
筋トレがおすすめです。
筋トレである程度
筋肉はしなやかになりますので。

次に太ももやふくらはぎの
筋肉をほぐしたいのですが、
ここはシャカシャカと
すばやく15分ほどさするのが
いいと思います。

ちょっと時間は長いですが、
強くさする必要はないので、
軽く触っている感じで
テレビとか見ながら
気楽にやってみてくださいね!

その他に予防としましては
膝にゆがむような負荷を
かけないように
した方がいいです。

座っているときは
ガニ股にしたり
内股にしたりせず
膝上の骨と膝下の骨が
一直線になるように
しておくが理想的です。

 

下肢静脈瘤はこまめに
注意していけば
解消していける不調だと
思います!

ぜひ、一度ためしてみてくださいね!