前回の頭痛に関するコラム
病院で区分されているどのタイプの頭痛でも
同じような施術方法で改善していると
書きましたが、
やはり最近の施術の改善経過を見ても
その傾向は変わりませんし、
ますますその考えで問題ないように感じています。

病院の世界では頭痛を区分けしている

基本的に病院の世界やインターネットの世界では、
頭痛をいくつかの種類に区分けしていることが多いです。
偏頭痛、
緊張性頭痛、
群発性頭痛、
……など

なので、こちらのコラムでも以前から
その分類方法を使用しながら
記事を書くことも多かったです。

その方が頭痛で悩んでいる人にとって
馴染みやすいかもと思ったからです。
ご自分の症状について
様々に調べられているでしょう。
そういったわかりやすいワードを目印に
検索などをされるのではないでしょうか。

 

検査や改善方法はみな同じものになっている

ただ、やはり前々から区分けの必要性に
関しては疑問を持っていたのは確かです。

なぜならどのタイプの頭痛でも同じ施術方法で
解消することができているからです。
もちろん薬などは使用しません。

検査を行って問題点をみつけだし、
それに合わせた解決方法を行っていくわけですが、
検査方法はどのタイプに対しても同じですし、
頭痛の場合の問題点に関しては、
どのタイプでも同じような箇所になっている
ことがわかりました。

ということは当然ですが、
解決方法・改善方法も
みな同じということになります。
当院に頭痛のお悩みで来られた皆さんも
この方針で改善しています。

施術方法・対応方法が同じですので、
当院としましてはなぜ頭痛に区分けが
必要なのかよくわかりません。

では、なぜ頭痛の区分けが必要なのか
考えてみたのですが、
これは病院が薬を出すにあたり、
区分けした方が都合がいいからではないかなと
思いました。
「○○頭痛のときは△△薬」といった風に。

というか頭痛に限らず、病院的区分け、
つまり病名というのは全て
手術や薬の処方をスムーズにするために
あるような気がします。

ということは施術院などで
自然な形でスムーズに体調を
回復していく場合には、
そういった区分けは必要ない
ということがわかります。

結局のところ、頭痛のセルフケア方法は

セルフケア方法についても
もう一度考えてみたいと思います。

せフルケアで頭痛のすべてを
カバーすることは非常に難しい事ですが、
それでもキーポイントとなる場所への
アプローチはできると思います。

それはやはり頭と首の境目ですね。
(頭蓋骨と背骨の境目です!)
ここが頭痛改善のための重要ポイントである、
という考えは変わっていません。

以前の記事でも紹介したのですが……、
皆さん、ちょっとは
できるようになりました?😅
難しいですよね?
すみません、説明も下手で💦

仰向けに寝て
頭と首の境目をちょっとだけ高くして
少しずつほぐれてこの部分の抵抗が無くなる
(頭がゆっくりと落ちてくる!)
のをリラックスして
待ってみてくださいね!

もちろん温めることもとても大切です。
冬場は特にお風呂の湯舟に
しっかりと浸かることが大切です♨

頭痛の発作が始まってしまうと、
温めると症状が悪化してしまう場合がありますが、
そうなる前の段階、
つまりふだんのときから体をほぐしておく、
体をしなやかにしておくと、
明らかに頭痛の予防につながります。
そしてそのためには
やはり温めることが大切になんです!

どうでしたか?
あまり頭痛について迷宮に
入らないでほしいなと思い、
コラムにさせていただきました。

首や頭をほぐすために、
頭痛を解消するために、
ぜひこの方法を試してみてくださいね!