頭痛に対する当院の考え方

「病院で原因不明」からが本当のスタート

頭痛に関しては、まずはやはり医療機関での診察を受けるべきと考えます。

脳腫瘍やクモ膜下出血等、医療機関診てもらうべき頭部に関する体調不良は多いです。
なかなかご自身では分からない部分でもありますので「気になるようなら、まずは医療機関で検査を受ける」と考えて頂くのが一番安全だと思います。

ただ医療機関では原因がわからず痛み止めの処方等で終わる、というケースがとても多いので、そうなってくると本格的にカイロプラクティックの出番ということになります。

また多くの医療機関、施術院で「ストレス性の慢性頭痛」、「偏頭痛」などと細分化したりしていますが、当院としましては分ける必要はないと考えています。

「偏頭痛」は血液循環の不具合により起こることが多いとされていますが、これは体がねじれて血管を含む体の中心が締め付けられるために起こります。
そして「ストレス性の頭痛」と呼ばれるものに関しましても、結局起こっていることは体の締め付けなのです。
基本的に頭痛への対応は、締め付けられた体の解放が重要になってくるのです。

カイロプラクティック・オステオパシーによる効果的なほぐし

ただこれらのねじれや締め付けというのは、体の中心付近で起こっているもので、一般的なマッサージなどで解放できるものではありません。
頭部から臀部まで全身を繋いでいる中枢を解く技術が必要になってきます。最も必要な技術は直接触ることのできない頭の中の軟部組織を解く技術になります。当院ではこれら体の中心を解く技術を利用して確実に頭痛を取り除いていきます。

また、それ以外にもトリガーポイントと呼ばれる筋肉の硬いコリのようなものも頭痛に大きく関与しています。 体の解放と平行して、このコリの除去も行なっていきます。

当院の改善方法

反射検査や姿勢分析、その他可動性検査などを行い、ゆがみの原因・ねじれの原因(硬くなっている箇所すなわち頭痛の原因)を探索していきます。検査結果に基づき、上述した技術を用いて該当部分の不調を取り除いていきます。


オステオパシーによる特殊な筋肉リリースもプラス

また同時に首や肩周辺の硬いコリを取り除いていきます。
一般的なマッサージ院の技術でごく一部は解れないこともありませんが、この場合でもやはり、より効果が高く健康的に筋肉を解せるオステオパシーの手技で施術していきます。なによりも健康に解せることが大事ですので。

終盤では追加オプションにはなりますが頭蓋骨のこわばりを開放してあげる施術を行います。
頭痛でお悩みの方は頭の骨の縫合(骨と骨の結び目)が、固くなっている傾向があります。 この施術でこれらの縫合を緩め、頭部の張りや緊張状態を解きます。
これはとてもソフトな施術です。

姿勢を整え、骨を開放します

これを毎回繰り返し、少しずつ体内のこわばりをなくしていきます。

※頭痛でお越しの方は、追加オプションの「頭蓋骨調整」も希望される方が多いです。

患者さんの改善例1 20代女性 偏頭痛

主に左側の偏頭痛が一番の悩みでした。

このタイプの頭痛は血液循環が停滞してしまっていますので、その点を中心に改善していきました。

骨格矯正し、体のねじれを解放することにより神経路の詰まりを取り除いていきました。
これによって神経だけでなく血管(血流)さらには脳脊髄液の流れも改善されます。
それに加えてリンパドレナージュも行ない、血流の改善をより強く促していきました。
(リンパ管は血管のバイパスみたいなものです)

またトリガーポイントの除去も同時に行なっていきました。
偏頭痛の場合は特に側頭筋という頭のサイドに付いている筋肉が原因であることが多いです。
この方の場合も側頭筋を中心にトリガーポイントを解除していきました。

この方の場合はゆっくりと改善をしていき 2クールで毎日の生活が楽になるくらいまで改善しました。

※施術効果には個人差があります。

患者さんの改善例2 30代男性 背中のハリからくる頭痛

パソコンを使う仕事をされているため、頭痛と背中のハリがひどい状況でした。
初回は背中をゆるめ、背骨を中心にゆがみ・ねじれを取る施術を行ない、それによって背中のハリはほとんど取り除くことができました。
3回目からは頭痛についても少しずつ改善が見られ、それとともにポイントを背骨から骨盤にシフトしました。
5回目以降は症状がだいぶ改善していたので施術の間隔を伸ばすようにしました。
1クールの最終回(7回目)にはほとんど症状もなくなり、今では1〜2ヶ月ごとにメンテナンスさせて頂いております。

※施術効果には個人差があります。

患者さんの改善例3 30代女性 体が細い方の頭痛・腰痛

体が細い方によくあるタイプの症状なのですが、 背中の湾曲が足らずに体が体重を受けきれず体の様々な場所に 不調が出ている状態でした。
(ストレートネックの全身版!) 体のひきつりを作っている箇所を取り除くことと、 骨格の詰まっている箇所を取り除く施術を行い、 背骨にバネを取り戻すことを目的として施術していきました。
2クールで頭痛・腰痛がなくなるところまで 体調が回復しました。

※施術効果には個人差があります。

→あわせて頭痛薬を飲む必要がなくなった患者さんのページもご参考いただければと思います。