最近、股関節痛のお悩みでご来院いただく方が
多くなっております。
以前にもそういう時期がありましたが、
また最近増えてきたような気がします✨
こういうのって流れがあったりするものですよね😊
仙腸関節まで視野に入れる
股関節に痛みを感じている場合でも
原因は股関節ではない場合もあります。
骨盤にある関節で仙腸関節というものがあります。
尾てい骨(本当は尾骨といいますが)などで
できている仙骨という骨と腰骨の骨(腰に手を
あてたときの骨)である腸骨という骨の間にある
関節です。
仙骨の両サイドに仙腸関節があって、
ここが硬くなると上半身、下半身ともに
バランスを崩しやすくなります。
股関節は仙腸関節と距離が近いため、かなり仙腸関節の
不具合の影響を受けやすいようです💥
実際に改善していった施術の流れ
薬や機械などを使わずに体調を良くしていく
カイロプラクティックやオステオパシーなどの
技術では「施術の順番は体の中央から外側(末端
ともいいます)に向かう」という原則があります。
「中央」とは背骨や骨盤などの体の中枢のことで、
「外側」というのは肩や肘、膝、顎関節などに
なります🌟
「外側」から整えてしまうと、ひずみが「中央」に
たまることがあるので、「中央」→「外側」の順番で
整えていきます。
またそれに合わせて、体調がよくなっていく順番も
「中央」に近いのものが先になることが多いです。
仙腸関節はもちろん骨盤にある関節ですので「中央」
にあたるのですが、股関節はどちらかというと「外側」
の構成要素と言えます。
ですので、検査や実際にアプローチする場合には
股関節が痛くても、まずは仙腸関節に一番注意を
払います✨
Nさんの場合
昨年10月から股関節や足の痛みで
ご利用いただいているNさん(40代女性)。
現在1クール終わったところですが、
大方痛みが取れてきました✌💫
色々な座り方や寝方などで股関節に負荷をかけても
かなり痛みが出なくなっています。
Nさんの場合もまずは仙腸関節の問題を取り除いて
(めちゃくちゃ硬かった!)
そのあとに股関節へのケアの比重を増やして
いきました。
実際の股関節へのケアですが、大腿骨と骨盤の
接合部は割合痛めやすいとも言えますので、
あまり負荷をかけすぎず、ソフトなオステオパシーの
手技をメインにして、コリや硬くなった関節を開放して
いくようにしていますよ👍
今は2週間に1回の間隔で施術をしていますが、
これから少しずつ空けていき、1ヶ月間痛みが出ない
状態を目指したいと思っています❗😃💪