現在、当院ではむずむず脚症候群
(レストレスレッグス症候群)
の方を施術させていただいておりますが、
かなり症状が出にくくなってきましたので、
こちらで記事にさせていただきました。
むずむず脚症候群は夜間などの安静時に
下肢を中心に抗いがたい不快感が出る現象です。
安静にしていられず、体を動かしたくなるため
なかなか眠ることができず、
睡眠の質が落ちてしまいます。
医療機関で考えられていることに関する疑問
むずむず脚症候群を調べると
医療機関を中心に神経系の不調と考えている
ところが多いようです。
確かに睡眠時に起こることですので
不眠症、つまり自律神経と関連付けたくなるのも
不思議ではありません。
鉄分の不足を指摘している施設もありました。
しかし、今まで施術を行ってきて感じたことは
そのような神経的な事柄は
あまり重要ではないということです。
どちらかというと体全体や体形などが
重要になるようです。
(少しわかりずらくて申し訳ないのですが、
これはむずむず脚症候群を発症しやすい
共通した体系がある、
ということではありません)
むずむず脚症候群の人はどこがキーポイントかわかるはず
むずむず脚症候群の方は、
症状が出て目を覚ましてしまったとき、
体のどこが異常事態が発生しているか
ご自分で観察してみるといいと思います。
これはおそらく足ではないと思います。
ましてや自律神経等に係る頭部や首でも
ないのではないでしょうか?
そうなんです。
むずむず脚症候群のポイントは頭(つまりは
神経系)や足ではないんです。
(カテゴリーは多くの方が
見つけやすいように
下肢の不調や自律神経系の
ところに入れてありますが。)
ポイントを見極めて体をほぐす
ということで今対応させてもらっている
Hさん(40代女性)の場合でも本当に
足にはアプローチしていません。
他の症状の関係で頭部や自律神経系には
アプローチしていますが、
(というか当院の施術では
全ての人に対して体中まんべんなく、
特に背骨や首などはしっかりアプローチします)
むずむず脚症候群を強く意識して
アプローチしている箇所は別の箇所になります。
ひたすらキーポイントとなっている箇所を
リリースすることで
Hさんの症状はかなり抑えられています。
Hさんのお話しからすると
おおよそ1ヶ月に1度出るか出ないか
くらいですね✨
最初の1クール(3ヶ月6回の施術)で
2週間に1回ほどの頻度になり、
2クールでだいたい1ヶ月に1度ほどになりました。
これからも施術を進めて、どんどん頻度を減らしていき
Hさんの生活をもっと楽にしていきたいと思います!
また、症状別の解説ページで
むずむず脚症候群も紹介しておりますので、
そちらもご参考いただければと思います。