まずは必ず病院での診療ですが、それでも……
熱中症は夏期を中心に陥りやすい、体温が上がってしまう身体症状です。
めまい、失神、筋肉の硬直、頭痛、嘔吐、倦怠感などの症状の他にも意識障害やけいれんなど神経障害による深刻な状態になることもあり、とても危険な症状です。
必ず医療機関で診察をしてもらってください。
生活・勤務状況によってはなかなか周囲の人に言いだせない場合もあると思いますが、命に関わると思って周りの方に事情(暑さで体調を崩しやすいなど)を説明し、医療機関での診察だけでなく日々の生活の中で熱中症を回避するような工夫をするといいでしょう。
特に男性は熱中症になりやすいと言われいます。
お仕事中はくれぐれもご注意を!
当院では医療機関での診療の必要が無くなったと判断された後も、頭痛やめまい、倦怠感がなかなか取りきれない方を施術対象とさせて頂いております。
急性期や後遺症ありと診断された方、けいれんの症状がある方は引き続き医療機関を受診していただければと思います。
当院でできること
めまいや頭痛、倦怠感に関してまして、医療機関とはまた違ったアプローチで軽減を目指していきます。
骨格内にある自律神経などを圧迫している浮腫(膿みのようなもの)をカイロプラクティックやオステオパシーの技術により取り除き、神経伝達の正常化を目指します。神経伝達が正常になれば、後は皆さんの体が自然に抵抗力を回復し、不調を減らしていきます。
それと、これは追加オプションになってしまいますが「頭蓋骨調整」を選択していただきますと、ホルモン分泌器官を囲んでいる骨の動きを正常化することができ、更なる改善に繋がります。
また、暑い時期に受けたダメージを取り除くことは、次の熱中症の予防に繋げることができます。
熱中症の予防
高温や多湿の状態だと熱中症になりやすいと言われています。(高温だと放熱の効果が期待できず、また多湿だと汗が蒸発せず体温をさげることができなくなると考えられています)
また本来ならば血管を拡張し血流の量をふやして熱を下げようとするのですが、水分が不足すると臓器を守る為に血管を収縮しようとするため、体温上昇を抑えられなくなります。
なるべく高温の環境を避けることが第一ですが、それができない場合は氷嚢などの冷却グッズで額や首、脇の下、鼠径部などを中心に体を冷やします。
また少量の糖分と塩分を含んだ水分をこまめに摂るようしましょう。(水1リットルに対して砂糖大さじ4、塩小さじ1/2くらいが良いと言われています)
※施術効果には個人差があります。