めまいからの回復へ、しっかりとした道すじ
体の重要箇所を”本当の意味で”ほぐす
めまいの軽減に向けて、一番重要なポイントは「上半身の筋肉をほぐすこと」です。
首や頭部には圧迫を受けやすい血管や神経、それに平衡感覚にかかわる頭蓋骨などが存在しています。
上半身が緊張すれば血管や神経などが圧迫を受け、めまいが起こりやすくなります。
こうした点からも筋肉をほぐすことに重点を置いて施術を行なえば、神経圧迫が原因で起こっているめまいにも単純に筋肉の張りが強過ぎるために起こっているめまいにもどちらにも対応できます。
(今までの施術の結果から考えても、これは正しいと考えています)
しかしマッサージでは意味がありません
ここで言っている“筋肉をほぐす”というのは「マッサージやストレッチを行なう」ということではありません。
マッサージやストレッチでは大きな効果を得ることは難しいです。
重要なのは骨盤の安定させることです。骨盤が安定すれば上半身の筋肉は緊張する必要がなくなり、筋肉自身が進んでコリや緊張を解除します。
全身の骨格を調整していくカイロプラクティック・オステオパシー施術で効果的に調整していきます。
頭蓋骨や内臓の調整も効果的です
筋肉系の次に重要なポイントは脳頭蓋の調整になります。
頭部は24個の骨でできていますが、めまいに直接関係しているのは平衡感覚を司る側頭骨とホルモンに関わる蝶形骨です。この2つの骨の動きをチェックし、必要があれば柔軟性を取り戻させます。
最後にもう一つ重要なのは胃や肝臓などの臓器になります。
やはりこちらも筋肉や骨と同様で硬くこわばっていると頭痛やめまいを引き起こす原因となります。しっかりと検査を行い適宜ほぐしていきました。
以上のように当院では、筋肉、骨、内臓の観点からめまいの軽減に向けてアプローチしていきます。
原因の特定が難しいなか、当院ではかなり前向きに捉えられる結果が出ています。
骨格の構造や生理学などをベースにしながらも医療機関とは全く異なるアプローチをとり、効果を出している当院の施術をぜひお試し頂ければと思います。
※めまいでお越しの方は、「頭蓋骨調整」を追加されるとより効果的です。
患者さんの改善例1:30代女性 主訴がめまい
長年の背中の張りやめまいに悩んでおられました。
序盤は骨盤を安定させ、上半身の過度の緊張を取り除く施術を行ないました。
それから1クール目の中盤辺りから少しずつ背骨と頭蓋骨の調整にウェイトを移していきました。この辺りで少しずつ症状が軽減され始めました。
頭蓋骨調整では蝶形骨を最優先にチェックしていきました。蝶形骨は体全体のバランスにも深く関わっており、この患者さんにとって特に大事なポイントとなりました。
蝶形骨のゆがみを三次元的に解析し、解放していきました。
2クール目の中盤あたりからは胃の辺りの不快感など主訴以外の症状についても改善されはじめました。
今では日々の生活の中で症状が出そうになったときに、たまにメンテナンスに来ていただいています。
※施術効果には個人差があります。
患者さんの改善例2:60代女性 肩の張りとめまい
強い肩の張りから来るめまいでした。
この方の改善の流れは症状改善ブログにて掲載させていただいておりますので、ぜひそちらをご覧くださいませ。
※施術効果には個人差があります。
患者さんの改善例3:50代女性
この方の症状は日常的にフッと意識がなくなるようなタイプのめまいでした。
骨格の調整はもちろんなのですが、筋肉の緊張が神経まで圧迫しているような状況だったので、まずは体の筋肉の緊張をゆるめることを最優先に考えました。
筋肉をほぐすにはオステオパシー手技が最適です。
一般の施術院ではマッサージなどを行なってほぐすと思いますが、マッサージでは健康的に筋肉がほぐれることはほとんどありません。
そのためオステオパシー手技を使って筋肉を自然にほぐしていくことになります。
この患者さんの場合、特に序盤はこの手技をメインに施術を進めていきました。
また同時にトリガーポイントと呼ばれる筋肉の傷のようなものを取り除いていきました。
顔や頭にできたトリガーポイントは主に頭痛を引き起こしますがこの方の場合はめまいにも関係していたと思います。
他にもリンパドレナージュなど体液循環をよくする施術も定期的に行ないました。
この方の場合は1クール+1〜2回で解消しました。
※施術効果には個人差があります。