こんにちは~「てくてく」です
先日来られた初診の方。
色々と腰痛やら足のしびれやらのお悩みがあるのですが、
その中で一つ注目したのが「立ち上がれない」ということ
高齢の男性の方で床に手をつく位まで腰を下ろしてしまうと
なかなか立ち上がるのが難しくなってしまう、
と話してくださいました。
そのとき私は少し前から施術している
別の患者さんのことをふっと思い出しました。
その方は60代の女性の方なのですがやはりトイレに座った後など
立ち上がるのにすごく時間がかかってしまう
というお悩みだったんですよね
最初は施術院にあるちょっと低めのベッドから立ち上がるのも
手を付き、踏ん張りながらでなければ立ち上がれませんでしたが、
2クール目の中盤~終盤辺りである現在は
かなりスムーズに立ち上がれるくらいにまで
改善してきています
また、歩くスピードも速くなっていて、駅前のバス停から
施術院の入り口まで最初の頃は4~5分かかっていたのに
今だとだいたい1~2分で着いちゃいます。
(ワタクシ、ドアを開けて待っておこうと、こっそり見ております)
すごい
立ち上がることができないっていうのは
足の筋肉に力が入らないということだと思うのですが、
これって前にも書いたかもですが、つまりは椎間板ヘルニアによる
坐骨神経痛と同じ仕組みなんですよね。
神経が圧迫を受けているから痛みも出るし、
脳からの「力を入れろ」っていう命令も足に届かない
ということで坐骨神経痛と同じ意識で取り組みました。
神経が圧迫を受けている場所と状況を把握し、
根気よく矯正を繰り返しました
繰り返し
繰り返し
繰り返し~
これでバッチリ改善できているので
男性の患者さんもいけるんじゃないかな~
もし状況が違っていたら、またその場で対応しようと思います
ただ男性は体が硬いと改善が少しゆっくりに
なってしまうかもしれません
そこは気を引き締めねば
日本の働き盛りの男性の方はほとんど仕事を優先するあまり、
自分の体をおろそかにしているような気がします。
一般的に男性は女性よりも体が硬いので、
定年を迎える頃まで何のメンテナンスもしないでいると
改善に時間がかかる体になってしまっていることが多いです
当院のような施術院にはぎっくり腰などになってから初めて行く、
という方が多いのではないでしょうか。
施術院に行かないとしても、ご自分でメンテナンスに気を使うという
意識は日ごろから持たれるといいと思います
ちょっと余談でした~
今度来られた男性の方も施術はまだまだ始まったばかり
これからバリバリやっていきたいと思います