腰痛の中には尾てい骨の辺りに
一番強い痛みを感じるケースもあります。
尻もちをついた場合も、ついていない場合も
どちらでもこの辺りに痛みが出ることがあります。
今回はこの尾てい骨痛のセルフケア方法について
お伝えしていきたいと思います❗✨
尾てい骨痛はどの辺りの痛み?
「尾てい骨」は正式には「尾骨」と言います。
体の真ん中に背骨が通っていますが、
その背骨の真下にあるのが仙骨という骨で、
尾骨はその仙骨の一部になります🍀
しっぽがついていたと考えられている辺りですね😆
体育座りしたときに床に当たって痛いところって
あると思うのですが、
ちょうど中央で痛かったときは尾骨が当たっています。
(左右それぞれのお尻のところで当たっているときは
坐骨というところで当たっています)
この辺りに痛みを感じた場合に尾てい骨が
痛いと感じるようです。
尾てい骨痛の原因
・尻もちをついた場合
まずは骨折がないか医療機関で
検査をしてもらいましょう。
異常があれば医師の指示に従って
治療してくださいね。
晴れて骨折の疑いが無くなった場合は
仙骨の脇にある腸骨という骨のズレが考えられます。
腰に手を当てたときに当たる骨ですね。
この骨の下端はさきほど上述した坐骨になります。
(結構、上下に長い骨なんです)
この腸骨と仙骨の位置関係が崩れてしまうと
痛みが発生します💥
・姿勢不良による圧迫
主に座っているときになりますが、
姿勢が崩れていわゆる「骨盤が倒れている」という
状態になりますと、
これはつまり仙骨が倒れていることになり、
その最先端である尾骨に大きな負荷がかかってしまい、
尾てい骨痛になることがあります😣
・骨格の変化
その他にも成長中の方や妊娠・出産時期の方など、
骨格が柔らかく変化しやすい状況のときに
仙骨の傾きなどが変化して尾てい骨痛に
つながることがあります。
尾てい骨痛のセルフケア!
・痛みに逆らわない
そんな尾てい骨痛を和らげる方法ですが、
ここはあまり無理をせず、
ナチュラルにほぐしていきましょう✌
まずは仰向けがいいでしょうか、
膝を立てたり傾けたりして
痛みが出ることを確認しましょう。
その後にまた色々な体勢を試してみて、
一番体がリラックスして痛みが無くなる体勢を
見つけ出しましょう。
いい体勢が見つかりましたら、1分間程ただただ
だら〜んとそのままの体勢でいてください。
そして1分経ったらもう一度体を動かしてみます。
痛みが出る体勢があることを確認してください。
そうしましたら、また体を動かして痛みがなくなる
体勢を見つけ出し、そのまま1分間リラックスして
いてください💫
(前回とはわずかに体勢が違っているかもしれません)
これを3〜4回繰り返します✨
完全には取れなくても何割かは痛みが減って
いるのではないでしょうか。
1度にたくさんやりすぎず、
翌日などに再び繰り返すようにして、
少しずつ痛みを取っていってくださいね😉
・いい姿勢を心掛けることも大切
座っているときは骨盤を立てて、
いい姿勢を心がけましょう。
骨盤が立っている姿勢が一番尾てい骨痛に
なりづらいはずです❗
おわりに
今回は、尾てい骨の痛みについて、
原因やセルフケア法をご紹介しました。
ぜひご自身にあてはまる原因がないか
チェックしていただき、
セルフケアの方法もお試していただければ
と思います🍀
無理せず進めてくださいね☺