多くの人が悩んでいるパニック障害。
当院でも色々と取り組んでおりますが、とりあえず、まずは自分で取り組める解決方法はないのでしょうか?
少し考えていきたいと思います。
もちろん一般的な正しい道として医療機関にて解決方法を探るという選択肢がありますね。
ここでは今までの病院的な考え方、定義とは少し違った考え方になるかもしれません。
ですので、その点だけはご注意いただいてご自分で色々な角度から考えるきっかけにしてもらえればと思っています😊
パニック発作、予期不安、広場恐怖という言葉
パニック障害の要素として、よくこの3つの言葉を使いますね。しかし、当院ではもっとシンプルに考えて実際の「パニック発作」と「予期不安」の2つでいいかなと考えています✨
「広場恐怖」は条件的なものが揃った時の精神的な傾向のことなので、ここではちょっと「予期不安」と合わせて考えていきたいと思います。
つまるところ、実際に起こってしまった発作の作用機序(身体的な不具合)と、それに付随して色々なことを連想してしまう心の有り様についてですね🍀
大事なのは実際の発作の方
そしてこの二つを考えたとき、特に重点的に解決していくべきなのは実際の「パニック発作」になります❗ここが解決できれば予期不安などは成功体験の積み重ねで少しずつ減らしていく事ができます👍
もちろん予期不安の解決にも試行錯誤して一進一退を繰り返す期間が必要になるのですが、身体的に問題がなくなれば心で不安に思っていても体が問題なければ案外できるようになっちゃったりするものです😉
「いくら実際のチャレンジを繰り返しても全然解決に繋がらないんだけど!」と思っている方も多いかと思いますが、それは「パニック発作」の原因が取り除けていないからです。
「パニック発作」の原因が取り除けたら、心が不安に思っていても体が正常な動きをしようとするようになるので「理由はわからないけど発症前みたいにできるようになる」のです。
ご自分の心と体の繋がり合いを総チェックしましょう
では、ついに「パニック発作」の解決方法なのですが、これはその人によって、ケースによってまちまちなので簡単には説明できないのですが、大事なことは「心と体がちゃんとリンクしているか」ということです。
子供の頃からさかのぼって、腕や脚がなんかうまく使えていないとか思った通りに動かせない等無かったでしょうか?
そういったリンクの不全があると、実際に交感神経が高まっている場面(電車内など)になったときに、頭では「冷静になってほしい」と思ってもその命令(=願い?)が体に伝わらないで発作が起こったりします。
なので自分の脳の命令と体の動かし方を見つめてみましょう😃これは心の有り様というより体の動かし方の問題です。あなたの精神的傾向は関係ありませんよ❗
このことを意識して体の中の”変な”部分を取り除いていけば、少しずつ発作も減ってくるのではないかと思います。
ぜひ試してみてくださいね😉