こんにちは~「てくてく」です
昨日のメンテナンス施術で、ちょっと考えることがありました。
Nさん(30代女性)はだいたい1ヶ月間隔で
メンテナンスに来ていただいているのですが、
毎回色々なところに痛みを抱えて来院されます
首痛だったり、腰痛だったりと変わることもありますが、
腰痛の中でも右だったり左だったり、結構変わります。
毎回毎回カイロプラクティック検査を行うのですが、
悪さをしている骨も毎回毎回違っていたりします。
腰椎5番(一番下の背骨のことです)がだったり、
その下にある仙骨(骨盤の真ん中の骨です。尾てい骨がある骨です)だったり
そこをしっかりと見極めて矯正しまして、
それでまた日々の生活を送ってもらうわけですが、
メンテナンス施術の一つの活用法として
まずご自分で筋トレやストレッチなどをするのがあまり好きではない、
運動が嫌いという方にうまく利用してもらうというのがあると思います。
(Nさんも「ほとんどやらない」と宣言されています)
毎回しっかりと骨格を戻していますが、
体にとって一番影響力があるのは、日々の生活になります。
生活している限り少しずつひずみは蓄積していきます。
そこで自分でうまくひずみがたまらないようにケアできる方は
あまり必要ではないかもしれませんが、
お仕事が忙しかったり、ハードだったり(ダメージの解消よりインプットが勝ってしまう)
またはセルフケアが苦手だったりする方の場合は
どうしてもひずみ・ズレは蓄積していってしまいます
そのズレを戻し健康状態の維持を手助けするのが
カイロプラクティックやオステオパシーになります
この2つの技術体系が予防医学に向いているのは間違いないです。
なぜならどちらも神経伝達の不全を解消することを目的としているからです。
患部と脳(対応司令部)がちゃんと連絡取り合えていたら、
自分で病気治せるはずなんです
まあ、
そんなわけなので自分で自分の体に
健康維持を働きかけるのが苦手な方は
ある意味開き直ってカイロプラクティックやオステオパシーを
利用していただくのもかなり有効な、
そして正しい使い方だと思います
特に女性は筋肉量が少ないこともあって、
色々とダメージを受けやすいです。
ちょっと重い段ボールを持ったとか、
電車の中で頭を下げて寝すぎたとかでも骨格がズレてしまい、
不調に繋がったりします。
ズレるポイントもその都度違ったりもします
というわけで
ぜひぜひ、「てくてく」をどうぞ~(唐突!)
ちなみに今回は左の腰骨の少し上あたりに
「今まで感じたことのない変な痛みがある」とのことでした。
「変な痛み」って、要はうまく表現できないような
違和感だと思うのですが、
それってつまり神経痛ですよね。
それで、どの骨のずれが神経を圧迫しているか?
ということになるのですが、
検査前の私の予想では
十中八九胸椎10番(あばらが付いている背骨を胸椎っていいます。それの下からの3番目の骨のことです)だろうと思ったのですが(胸椎10番は多いっす)、
実際は腰椎2番(胸椎の下につながっている背骨を腰椎って言います。それの上から2番目の骨です)でした。
やはり、あまり検査の前に決めつけるのは良くないなと思いました
今までの経験や勉強してきたデータもとても大事ですが、
それにとらわれすぎて施術に臨むのも、
まずいと実感させられました
(まあ何重にも検査しているので実際には大丈夫なのですが)
まだまだこれからだなぁ。
もっとがんばります